萌え:今回はなし 

恥ずかしながら、あれだけ売れている作家さんなのに
初読みな宮部みゆき作品でした。

『模倣犯』の映画があったとき、
映画のデキが非常に痛かったという話を聞いて
読んだら映画見たくなるに決まっているので
宮部作品を読むのを自制してました。

まあ、でも、もういいだろう…
と、今まで積ん読本として本棚に眠っていた『龍は眠る』に手をだしました。

ちょっと敷居が高いのかな〜…とか
心配しつつ読んだのですが
これがとっても読みやすい!!

なんだか気づいたら読み終わってました。

痛みを知っている人間は
知らない人間よりも臆病になるけれど、そのかわり
優しくもなれる……

これは、いままでに私が生きてきて悟ったことの一つなのですが
(理屈ではなくて実際にね…)

さらに、うんうん、そうなのよ…という感じデス(は?)

本を読んでいて、良いことっていうのは
国語力が身につくとか、読解力がアップするとかいろいろありますけど

私が、本を読んで良いことの一番だと思うのは

『いろいろな考え方や経験に触れる』

ことができるところです。

この本でもまた、自分の考え方を補強していけるような
大切な出会いがあったと思っています。

小さいけれど、大切なものを手に入れた気分…
ちょっと得した感じです。笑。

ちょっとずつ深みのある人間になっていきたいなぁ…とかね。

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