二種類の存在

2003年10月13日
『晴久は、奥さんにするタイプの人なんだよ』

彼氏に、こう言われました。

……ことの起こりは、彼が、
それはそれは美人な同級生(しかも彼は、私と出会う前に彼女に振られている……)
のことを、私と2人きりの時に
誉めまくったことからはじまりました。

いつもなら、
ちょっと嫉妬しつつも、彼の愛情確認なんだと分かっているために
別にダメージを受けないのですが、
今回、彼はそれをやりすぎていました。

……たぶん、私のことを、
彼と共通の友人が好きみたいだ〜…
というような話をしたからかとも思われますが;

彼はとても正直な人なので
他人のことをめったに誉めないし、
お世辞も言えない変わりに、
誉める時は、力いっぱい誉める人です。


だから、彼は私のことも手放しでは誉めてくれません。

私だって、ぶっちゃけモテるタイプです。
それなりに、可愛くも美人にもとれる感じ。
さらにやわらかな雰囲気だし;

でも、あくまで、中の上ぐらいだと、
私も彼も認識しています。

だから、
中の上の人間は、特上の人間には、どんなに頑張っても
勝てるわけないのです。

無理なんです、
必死に努力したって、マジで顔の作りから
全然違うのだから……;

2人きりの時は、それでも、
一応、平気だったのだけど、離れて、
電車に乗ってしまうと、不安で苦しくて
涙が止まらなくなってしまって。

家に着いたら、
速攻で彼に電話して、正直に自分の気持ちを打ち明けたのでした。
だって、居心地のいい空間っていうのは
2人が本気でそう思っていないとだめだと思うから。

そうすると、
彼はすぐにあやまってくれました。
要約するとこんな感じ。

『晴久といるときは、本当に安心するから
何も考えずに言葉が口から出てくるし、
実際にあんまりしゃべらずとも沈黙が痛くない。
彼女のことは、なんとも思ってないから
あんなふうに誉めることができるんだ。
だから、
あんまり気を回さなすぎて、
傷つけてしまって、こめん』

そして、これから、冒頭の言葉につながります。

『悪い意味にとって欲しくないんだけど…
晴久は、奥さんにするタイプの人なんだよ』


『例の彼女の場合は、
連れて歩いたら、純粋にステイタスになるし、
だから、多少、中身の性格が悪くても許せるが、
彼女が、実は脱いだらすごいたるんでたりしたら絶対嫌だ…というか、ひく。

晴久は、
別に外見だって良いほうだと思うけど、
俺は外見に惚れたのではなく、奥さんにしたいタイプの人なんだ。
一緒にいて、まったりできるとか、
そういうことが重要なわけで、
だから、晴久の外見や、全ての要素で
どれか一つでも欠ける部分があっても、それはそれで平気なんだ』

と、真剣に伝えようとしながら
言ってくれました。

すごく、嬉しかったです。

ただ、お互いに『出会うのが早すぎたね』と;

だって、彼となら、容易に一緒に住んで結婚している図が浮かぶのです。
私、別に結婚願望なかったのに、
彼と出会ってしまったから、もう、仕方ないかな、みたいな;

お互いに、まだ全然遊んでない段階で
『一生、一緒にいそう…』
という人に出会ってしまったために、困ってしまう部分もあったりして。

十代で普通、こんなこと思ったりしないって;


『何かの間違いで、別の女性に行くようなことがあったとしても
最終的に帰ってくるのは晴久の隣っつーか』

と、テレつつ言われたり。照。

『遊びたいとも思うけど、
それによって晴久を手放すほど、遊びたいわけじゃないから』

とも。照。
キャー……普段、あんまり言ってくれない人だから
とても、とても嬉しい……vv

『だって、
お互いに一時的に分かれて、適度に遊んだ後、
また一緒にいるなんてことできないでしょ?』

とか。
う〜ん、確かにそうなんですよね。
彼にいたっては、あれだけ美形のくせに
女性と付き合うの、私がはじめてだし。意外。

なにはともあれ、
この関係、ものすっごく長く続きそうな予感が。
あんまり1人の人に縛られるの好きじゃなかったのですが、
ま、いいかな、とも思えるのでした。


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