今日は、うちのガッコで少数派の、
ちゃんと生徒の私たちのこと考えてくださっている
とても素敵な先生からお話を聞きました。


役者を続けていくのが、
どんなにつらいものなのか。

楽しいと思うこともあるけれど
人間の汚い部分とか見せられて、理不尽な思いして

常に、自分がこの先どうなるか…
という不安にさいなまれて。

だから私たちには『やめろ』とは言えないけど
今のヌルイ学校ですらつらいのなら
皮肉でもなんでもなく
まだ若いのだからやしなおしも効くし
早いところ別の道を探せ、と。


本当に自分が一生フリーターみたいな生活続ける可能性のが高い役者の道を
続けていくのか、本当のところはどうなのか。


自分で、冷静に考えてみろ、と言われました。


それでも

それでもこの道から去れないと思うのなら、

自分に厳しく、

自分を追い詰めるという意味ではなく

苦手なトコろとかから目をそむけないで

追求していけ、

それは要するに上達したい、上に行きたいという気持ち

前向きになるということ。

一つ一つリセットしていくのではなくて

積み上げていけ。


今、できることは、

精一杯やっておけ。

やらないで、後から気づいて後悔しても遅いから。

常に前進していけ。


こんなこと言っているが、

俺は寄り道とかばっかりして

誘惑に負けてきて、だからこんななんだ。

だから、余計なお世話なのかもしれねぇけど

みんなにはツライ思いとか、

そんなんなるべく避けて、

真っ直ぐのびてってほしい。

人間、下手に苦労とか苦しいこと経験しちまうと、

すごいドロドロした人間関係とか

そういうの経験しちまうと

へんな風にひねくれちまうから。


おまえらにはそういう苦労はなるべくさけて

俺みたいにならないように

真っ直ぐ成長してほしい。
と、いうようなことを、

語っていただきました……。


本当に、本当によい先生だ………。


ここには書ききれませんが
とても人間的に素晴らしい人なのです。


私の友人のSちゃんは、
先生の話を聞いて、

『やっぱり私は趣味としてやってくわ』

と、言っていました。
劇団で、働きながらやるそうです…。


確かに、ツライけれど、でも
続けていかなければ何にもならないし
続けたモン勝ち…だと私は思うのだけれど。

でも
絶対やめといたほうが幸せになれるんだろう…
なんて分かりきっていますし、
寂しいけれど、私は彼女に
『考え直して』などと言う権利もないのです。
それに、あったとしても、
そんなこと言えないでしょう…。


私はどうなのだろう。

本当に一生、ぷーみたいに生きていく覚悟があるのか、
そんなにやりたいことがあるのか、と、
自分に問い掛けてみたけれど
答えは出ませんでした。

ただ、憧れの職業なんだよなぁ…。

とにかく、マイクを通して
自分の声が流れるのが異常に好きなのですよ。

うん…
やめたいとは、思わない…思えないのか。

でも、どうなのだろう。

ちょっと、真剣に考えたいと思います。


でもま、私がなりたいのは
演技者というよりは、声のスペシャリストなのですけどね。

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