愛？

ヒロから言われたのですが
教室でグチッていた私を見て、菊さんが
『ヒロ、晴久にもうちょっと優しくしてやれよ』
と、言ったそうな。

「別にいいよ」
などと、あのアホは答えたらしいですが…。

「菊さん、ハルのこと好きなんじゃないの？」
と言われて。
私は思わずそれに悲観的に答えました。

だって、自分に自信なんてないし好きになられる要素など
まったく無いような気がするから。

そしたら、怒られました。
『だって』とか『私なんか』とか言うなと。

私が私自身を否定するということは
私を好きなヒロは何なんだと。
だから、自分を卑下するなと。

自分自身をバカにするということは
ヒロまでもオトシメテいると。

ヒロに愛されている…と、
自信を持っていいのかな……？

そして、『私に何かして欲しいことない？』
と、前々から聞いていたのですが
ようやくヒロの中で答えが出たらしいです。

『好きでいてくれたらいいょ』

……もちろん大好きだょ？
う〜ん…うれしいけど…他に具体的なことないのかなぁ。
私はもっと私のこと好きになってほしいのだけど。

あ、実行しましたょ。

しばらく自分から手をつないでみませんでした。

…
……反応ナシ。泣。

結局寂しくて、自分からつなぎにいっちゃった。弱。

そのこと、後でいったら、
そういうふうに私がしてたら、

『別につながなくてもいいのかな』

と、思うらしいです。号泣。

うわ〜ん、バカタレ！

ソコはお前からつなぎに来いょ！

もっといっぱい愛して、
私に自信を持たせてくれょ！

そっとさりげなく抱き寄せるとか
キスするとか。

というか、キスを拒むなょ〜……。泣。

うん…でも、まぁ、愛されているのは分かったけれど。

自信持てるまでは、いかないんだよね…
もっと見えるカタチで愛してほしいなぁ…と思うのは
ゼイタクなのだろうか。

本屋で立ち読みした本(一条ゆかりの『恋愛必勝法』だったと思う…)に

『好きになったほうが負けと思ってあきらめろ』

『でも、そんな恋のが楽しいのだからオススメする』

と、書いてあった。
うん、とても分かる…分かるけどツライんだよ…ふふふ。

今まで好きになられる恋愛しかしてこなかったからな；
相手の気持ちが痛いほど分かるってもんですょ。

ふぅ。